何に対しても自信がない。どうやったら自信があって堂々とした人になれるんだろう?とずっと思っていた。
そのため、まずはどうして自信がないのかを分析することにした。
タイトルの通り、言語化したら「別に自信なんてなくてもいいや」と思えるようになった。
最近は自信がある人って素晴らしい!みたいな風潮を感じる。確かにそうだと思うが、なにも自分がそうならなきゃいけないわけではない。
自信が持てない人の無意識行動
自信はなくてもいいのだが、無意識に自尊心を傷つけていることに気が付いた。
自分の過去や経験を振り返ると「それやめてもいいんじゃない?」と思えてきたものがある。無意識に人からの批判や反対を恐れて行動していることがあったのだ。
自分の意見を言わない
いつも人の意見に流される。実際、聞いている間は本気で賛成できる。
いろんな人の味方に立てるけれど、自分の意見を言えないことに嫌気が差してくる。こういう経験を繰り返しているので、自信が持てない。
そして周りに合わせて誰にでも良い顔しようとするから、本心を誰にもわかってもらえないことがストレスになってくる。
たぶん、批判を恐れず「こんな意見もあるけどどう?」と提示できるようになったら楽だ。
SNSに振り回される
いいねの数とかフォロワーがどうとか、SNSに振り回されて消耗する。見なきゃいいだけの話なのだが、自信がないから不安になってついついみてしまう。
満たされない自尊心を埋めようとしての行動だが、効果は真逆だ。手放した方が心が楽である。それでもやめられないのは、心を傷つけることが気持ちよくなってしまっているからかもしれない。
取り柄が無いと思っている
自分に取り柄なんてないと思っていないだろうか。
成果を出さなきゃ価値がないとか、人より優れていないといけないとか、誰に植え付けられたかわからない思考に追い詰められていることがある。
この場合は、取り柄がないと思うことより【取り柄が無いと価値がない】と思っていることに問題がある。
参考:頑張れない自分が嫌いになってしまったら。「人生の休息を取ろう」
完璧主義
完璧主義の人は、いつまで経っても行動しない。
私は趣味で絵を描くのだが、以前は「今描いても良い絵にはならないし」となんの行動も起こさずにいた。当たり前だが、描かなきゃいつまで経っても作品はできないし、上手くならない。
上手くなりたいので、練習しよう!→今回はここが上手くいかなかったな、どうしてだろう?→次はできた!新しい課題にチャレンジしよう。
とトライアンドエラーを繰り返した人間の方が成長できる。極端な白黒思考を捨てて、まずは「やってみる」ができるようになるといい。
自信がなくても行動できる
意見が言えない、完璧にこなさなきゃと思ってなかなか行動に移せない。こういうのが自信の妨げだと思っていたのだが、実際行動に移しても自信はあんまりついてこない。
けれど、別に自信がなくてもいいと思える。
趣味の絵で例えると気持ちの変化がわかりやすい。自信はなくても満足できるようになった。「自信作です!どうですか?」とは言えないのだが、「描いててすごく楽しかった!今の実力でこんな風にできて満足です。」と言える。
結局、人と比べず、自分で行動して達成感や満足感を得られると、自信がなくてもまぁなんとかなる。というメンタルを作れるんだと思う。
行動を繰り返すと、これまでの道のりが「今まで自信がなくてもなんとかなったじゃないか」と思わせてくれる。