仕事と勉強の両立は難しい。
けれど、モチベーションや時間がなくても両立できる方法がある。
それは「今の生活に無理なく勉強時間を差し込む」ことだ。
- 仕事と勉強は「使える時間」に着目することで両立できる
- 「毎日やる」のではなく「同じ時間帯にやる」
- 全部に一生懸命にならない
仕事を頑張っている上、さらに勉強しようという努力家なあなたは“一生懸命”になってはいけない。
毎日つまみ食いをするような感じで進める方が、ずっと続けやすい。
仕事と勉強を両立するコツ
仕事と勉強を両立させる方法はこの通りだ。
- 「時間がかかる」という先入観を捨てる
- キリが悪いところでやめる
- 「毎日やった方がいい」のを忘れない
- 決まった時間にやる
書いておいてなんだが、当然毎日決まった時間にやるなんて無理だ。
けれど、こう書いたのには訳がある。
「まとまった時間が必要」という先入観を捨てる
なかなか勉強に手をつけられないのは「やたら時間がかかる」という先入観があるからだ。
まるごと先送りにしなければ、振り返った時に思いのほか勉強は進んでいるはずだ。
例えば勉強に1日2時間使うぞ!と決めてしまうとこうなる。
2時間と決めたのに今は30分しかない→だから休日にまとめてやろう
大体の人はこういう考えにいたってしまう。
けれどこれはNGだ。30分でもいいから取り組むべきなのだ。
ここで30分でもやれば、目標の4分の1は達成できる。
中途半端に残しておく
問題集を解くならページの1番下の問題は残してやめておこう。
目標は未達成の方が、記憶に残りやすいからだ。
例えばレストランの店員は、料理を運び終わったテーブルよりも、まだ運んでいないテーブルを意識する。
「まだ終わっていない」と思うと、記憶が持続しやすい。
だから、あえてキリの悪いところで打ち切る。そうすれば嫌でも続きが気になり、継続のモチベーションがあがる。
毎日やった方がいいのを忘れない
勉強は、毎日やらなくてもいい。
というか、毎日続けることはほぼ不可能だ。いつか勉強時間が取れない日がくる。
けれど、「週7は無理!じゃあ週5?いや、やっぱり2,3で‥」となるのは良くない。
そこで大事なのは“1日に使える時間は限られる”と理解した上で、ためずにちょっとずつやる意識だ。
ちょっとずつやる!という意識をキープするには、以下の手段が有効だ。
決まった時間にやる
溜めずにちょっとずつやるのに1番有効なのは、決まった時間にやることだ。
ここでは問題集を1冊解くのが目標だったとしよう。
決まった時間にアラームをセットして、その時できるだけ進める。1問だけだっていい。
当然、その時間にできない日もあるだろう。けれどアラームが鳴ることで「今は本当は勉強の時間だ」と意識することができる。
そうなれば、勉強が“未達成の目標”として引っかかることになり、継続のモチベーションを維持しやすい。
無理せずちょっとずつ、が両立のコツ
仕事ではないから実行に強制力がなく、かといって趣味ではないからそんなに楽しくもない。
だから、無理な計画を立てても続かない。
決まった時間にアラームをかけて、1問でも解いてみる。
これを10日繰り返せば、10問解けたことになる。休みの日にまとめて10問解くより記憶も整理され、実力がつくはずだ。
モチベーションやその日のやる気に左右されず、継続のコツを身に付けることであなたの勉強はものすごく有意義な時間になるだろう。
勉強ができなかった日も自分を責めず、焦らず。結果はきっとついてくる。