
休み何してる?って聞かれても、寝てるとしか言えない

いままで無趣味だったけど、なにか始めてみたい!
社会人になってから「休みは何をしてるの?」と聞かれる機会が増えた。
あまり深堀されたくないので言わないが、アニメをみたりゲームをしたり、コメダに行ってこういったブログ記事を執筆したりしている。
しかし、休みの日に寝ていると答える人の中には「本当に趣味がない」という人もいる。
ここでは、趣味がないけどこれから欲しい!という人に向けて趣味の見つけ方をまとめていく。
大したことは言えないかもしれないが、それでも人生で趣味に困ったことがない。趣味がないと嘆くあなたの、趣味(楽しみ)を見つける第一歩になれば幸いです。
趣味を見つけるまでのステップ
まず、そもそも趣味って必要だろうか?
会社に入ると、結構な確率で「やりたいことがないので仕事が趣味みたいなもの」になっている人がいる。
そういう人は、出社して帰宅して家事して寝てまた出社して、休みの日は録画消費して寝だめする。みたいな生活が苦にならないんだそう。
それで生活が(気持ち的に)十分満ち足りているなら、この記事はあまり参考にならないかもしれない。
というのも、趣味がある人は、それが当たり前に生活の一部になっているからだ。
例えば私は先に「コメダで執筆」と書いた。これがタリーズになったりファミレスになったりはするが、とにかく飲食店で好きなものを飲んだり食べたりしながら記事を書く。
というのが生活の一部になってしまっている。
仮にこの趣味を除いても、社会人として普通に生きていくことができる。けれど自分には欠かせない。こういうのが趣味なんだと思う。いつか何かのきっかけでこの趣味を手放す必要があるとしたら、きっと非常に苦しむ。
長くなってしまったが、つまり趣味は「無理に型にはめなくていい」ということだ。
自分がちょっとでも興味のある方に行動して、それがいつの間にか生活の一部になる。そういう”趣味”を見つけるための心構えのようなものからまとめていく。
趣味を探して形から入ると失敗する
先述の通り、趣味は形から入る必要はない。
ろくにボタン付けもできないのに裁縫を趣味にしたいとか、歌ってみた動画投稿してみたいからとりあえず機材揃えよう!なんて迷走することになりかねないからだ。(ちなみに私の経験談である)
苦手だったことは当然続かないし、もし本当に趣味にするならよほどの熱意が必要だ。
趣味に必要な道具を買っても、それを使う自分をイメージできていないと、たぶん趣味として実現しない。
例えば料理教室に通ってみたいとしよう。
ちょっとの好奇心からプロ級の腕前に!なんてことももちろんありえる。
ただそこで気を付けたいのは「料理をしている自分」がイメージできるか、イメージしてわくわくするかである。
何かを始める前に、それをする自分がイメージできるかは結構重要な気がする。
趣味はすごくない
趣味を見つけなきゃ!と思っている人は、なぜか”人にすごいと思われそうなもの”を探しているような気がする。
別に自分の楽しみなので、大層なものじゃなくていいのだ。
好きなユーチューバーの配信を観るのも立派な趣味だし、新しいコスメや香水を買うのも趣味と言える。
些細なことでも、自分の好みに気づくと「これが趣味かも?」と思えるものが見つかるかもしれない。
無理に活動的にならなくていい
例えば、家でゴロゴロしながら、かわいい生き物の動画を見るのが好きっていう人もいるかもしれない。
家でゆっくり過ごすのが好き、も趣味でいいんじゃないだろうか。
お気に入りのパジャマがあるとか、こんな飲み物が好きとか、家で過ごす間にも何かしら好きで選んでいるものがあると思う。
無趣味だった人が趣味を見つける方法
さて、ここまで読んでいただいた方には「別に趣味探さなくてもよくない?」と思われてしまったかもしれない。
先ほどまでの内容で、自分の生活に隠れた趣味的なものに気づけたなら十分だと思う。
それでも、いまの自分にそんな夢中なものはない!という方に向けて、趣味を見つける実践的な内容を書いていく。
1.趣味を検索してみる
「趣味」と検索して、ちょっとでも興味のあることに取り組むのもアリだと思う。実際検索してみると、いろんなものが出てくる。
けれど、趣味を取り扱っているサイトは高確率でお金が必要なものをまとめている。趣味に充てられる費用が十分にあるなら取り組んでもいいだろう。ただ、それを続ける自分をイメージして楽しいかを考えてみて欲しい。
2.とりあえずやってみる
1mmでも興味を持ったことは、とりあえずやってみてほしい。
自分で大きな買い物をしなくても始められるものがいいだろう。
ずっと気になってた駅前のカフェに行ってみる。とかでも、次の休みは隣の駅のカフェにもいってみようかな、なんて楽しみになるかもしれない。
読書なら1冊買ってみて面白かったらまた買えばいいし、図書館を利用する手もある。
趣味へのハードルを下げて行動すればするほど、当然自分に合う趣味に会う可能性も高くなる。
×無趣味○多趣味かも
いままでいろいろやってみたけど、どれも続かなかった。と悩んでいる人は、もしかしたら多趣味なだけかも。
趣味がないと思ってしまうのは、趣味=長く1つのものを続けて、身になっているという固定概念があるからではないだろうか。
上記のように、1mmでもやりたいことを見つけてつまみ食いしてみる。あなたがその繰り返しを好んで楽しんでいるなら、立派な趣味といえよう。
1つのものに固執する必要はないとわかるだけで、もっと楽しくなるはず。
おすすめ趣味5選(いますぐ何か欲しい人向け)
さて、最後に私が継続している趣味を4つまとめておく。
どれも楽しいし、心の栄養を補えている感覚がある。興味があればぜひ体験してみてほしい。
香水のサブスク「COLLARIA」
毎月1980円で、自分の選んだ香水が届くサービス。
もう3年くらい利用している。
その間に取り扱う香水が増えたり、お気に入りが廃盤になったりした。季節によって合う香水も変わるし、どんどん新商品もでて飽きない。
周りに香水が好きな友人が割といるので、会話のねたになるし有益な情報交換もできて楽しい。
元々自分を着飾ることに無頓着だったのだが、良い香りを身に付けて、そのイメージに合う服装は?メイクは?などと考えるのが楽しくなった。こんな風に1つ始めたことが発展するケースもある。


読書
ありきたりだが、読書を習慣づけると恐ろしいほど人生が充実(した気分が)する。
私は特にさくらももこのエッセイに夢中になった。どれほど脚色されているかはわからないが、それにしても日常生活を送るだけであんなに面白い人はそういない。
小説はまだハードルが高い。物語を理解して自分なりの解釈や考察がないといけないのではないか?と身構えてしまうのでなかなか進まない。
こんな風に読書が好きと言っても小説を読むとは限らない。好きと言ったもの勝ちだ。こうしてハードルを下げると趣味になりやすいんだと思う。
個人の感想だが、なんとなく当時の生活や流行ったものなんかもわかって面白い。
怪しい健康療法には目を疑うようなものもあったし、小学生の頃買っていたペットの話は驚愕だった。
単純すぎるかもしれないが、知らないものを1つ知るだけでこんなに楽しいんだ!と驚いた。
美容に力を入れる
やはり見た目は大事だ。清潔感のあるなしで印象は大きく変わる。
自分に自信が持てないという人には特に、美容に力を入れてみて欲しい。先ほど香水の話とも関わってくるのだが、美容に力をいれだすと自分を大切に扱っている気分になる。大切に扱うと、自分に優しくなれるし余裕が出てくる。
自信がついた!とは言えないが、人に会うのが嫌だな、人の目が気になる、ということは減った。
メイクの仕方やヘアケアなど力を入れたい部分は人それぞれだが、私は断然肌だった。
世の中できれいと言われる人は、皆肌がきれいなように思う。
歯列矯正や整形は、うんとまとまったお金が必要だし、相当の覚悟が必要だ。
それと比べると肌へのテコ入れは着手しやすい。


脱毛して、毎日保湿して、日傘をさして、サプリを飲んでみる。これでずいぶんきれいな肌になったと思う。脱毛だけちょっとハードルが高いが、自分に良い変化をもたらす投資はしてよかった。
サプリはドラッグストアで1か月分を500円くらいで購入できる。ビタミンB、Cあたりは手ごろかつ効果を実感しやすいので試す価値はある、と思う。
映画やドラマを観る
家で動画を観てることが多い方におすすめしたいのが、配信サービスで作品を観る事だ。
特定の動画を否定するつもりはないが、適当に流した動画よりも自分で選んだ映画を1本観る方が心を動かすだろうと思っている。
私はU-NEXTの無料トライアルを試して、4年以上継続している。
ワクワクしたりちょっと泣いたりして人の生活を2時間くらいで体感できるので、満足感が大きい。
2時間拘束されるのが嫌、と思ってしまう人は倍速にしたり1回30分ずつとか飽きるまでとかして、楽しく鑑賞できるようにすればいいと思っている。
映画が好きと言っているが、平気で分割して観るしついつい他のことをしながら観てしまうことも多い。どこかから怒られそうだが、趣味は自分の楽しみなのでこれでいいんだ。
動画見てたら1日終わっちゃった、なんて少し悲しくなったことがある人にはぜひ試してみて欲しい。


趣味でストレスだらけの生活を乗り切ろう
趣味は楽しい。生活の一部になる。
この記事を読んで、さっそく何かに取り組もうとしている人がいれば嬉しい。
ちょっとでも興味があることにはチャレンジしてみる、それを続ける自分をイメージする。けれど急に大きなお金は使わない。の3点を心に置いておくといいかもしれない。