劣等感に苦しむあなたへ。自分らしく生きていくためのステップ

性格分析

劣等感をなくしたい

人と比べて落ち込んだりするのやめたい

人より劣っている気がする。自分はなんてダメなんだろうと落ち込んでしまう。

こうして体に染みついた劣等感は、なかなか消えてくれない。

誰に相談しても「そんなことないよ、大丈夫」で終わってしまうし、話したところで面倒なかまってちゃんみたいになるから嫌だ。

では、1人で抱え続けるのかというとそうではない。

劣等感を持ちやすい思考をしていたと気づいただけで、結構気がラクになった。

劣等感を持っている人の思考

劣等感を持つ人は、こんな風に考えている人だ。

また、この考え方にいたるまでの育ち方、経験なんかが大きく影響しているように思う。

1.自分のことが嫌い

とにかく自分が嫌いだ。これは親の影響が大きいと個人的に思っている。

小学生の頃、野外活動の日に準備が遅れてしまい、予定時刻に家を出ることができなかった。

そこで慌てた私が言われたのが「最低だよ、自分が悪いんだからね」である。

確かにそうかもしれないが、これを風邪をひいて学校を休む時や朝寝坊した時に言われ続ける。

幼い頃から刷り込まれると、無価値で何もできないダメ人間だと思うようになる。

3.小さな嘘をついてしまう

誰にでもあるんじゃないか?と思うかもしれないが、劣等感を抱えている人は嘘をついた自分にも激しく嫌悪感を覚える。

知らないことを知らないというのが怖かったり、問い詰められた時に「自分じゃありません」と言ってしまう。

大人に質問をしたときに「なんでそんなこともわからないの!」と言われてきた人に多いんじゃないかと思う。

わからない=ダメなことで、人に聞いてはいけないと思い込んでしまっている。

また、失敗した時に激しく叱責されるとわかりきっているから、つい自分じゃないと言いたくなってしまう。

大人になってからも、こういう思考のクセが抜けなかった。

4.他人に優劣をつけている

無意識に、他人に優劣をつけてしまうことがある。

優劣をつけることで、安心したり脅威から身を守ろうとしたりしているのだと思う。

けれど、こうやって他人に優劣をつけるから、自分と他人を比較して落ち込むことになる。

これはきっと、他人からの評価でしか自分の立場を確立できなかったからだ。

高校生くらいから、こうして自分の中で優劣を決めることで、自分の立ち位置をつくろうとしていた。

劣等感を解消する方法とは

染みついた劣等感はなかなか消えてくれない。

解消する方法なんて書いたが、私も模索中だ。同じように悩んでいる人のヒントになれば嬉しい。

1.自分を許す

自分に厳しくするのをやめた。知らないことは、人に教わってこれから勉強すればいい。

休みの日にやろうとしていたことがうまくいかなくても、また元気な時にやればいい。

こうやって、今の自分をそのままでいいと思うようにしている。

劣等感に苦しんでいる間は、なにもできない、知らない自分を責め続けていたが、実際苦しいだけでいいことはない。

自分は、生まれてから死ぬまで一緒にいる唯一の相手だ。ずっと一緒にいてくれるだけで十分だ。大切にしてほしい。

2.なりたい自分を描いてみる

劣等感を抱くということは、何か目指すところがあるんじゃないかと思った。

そこで、劣等感の根本を徹底的に分析してみた。

すると、私はどうも絵が上手くなりたいらしいことがわかった。趣味で描いている絵を、人と比べては落ち込んでいたのだ。

当然、落ち込んでいるだけでは上手くならない。

自分の好きなように絵が描ける自分をイメージして、練習を始めることにした。

なにかやりたいことがあって、それができずに苦しんでいる人は一度自分がどうなりたいのかを考えてみるといいかもしれない。

3.気分転換のコツを身に付ける

劣等感を抱く人は、休んだり遊んだりすることに罪悪感をもつこともあるだろう。

けれど、そんな必要はまったくない。気分転換は必要だ。

私は趣味で絵を描くといったが、ひたすら紙に向き合う時間とは別に、まったく関係ない趣味も楽しんでいる。

例えばこの文章を書くのもそうだ。

こうして思考を整理して共有し、頭をリセットさせる。そうしてスッキリすると、じゃあまた絵も頑張ってみるか!と思えてくる。

1つのことに苦しみ続けるより、他の事をしてみて「またやってみるか」と思えたら向き合う。

このくらいの方が、うまくいくのかもしれない。

何も考えない時間をつくる

最後に、なにかに夢中になる時間をつくることが効果的だった。

もっと言えば、「なにも考えない時間」だ。私の場合はクイズゲームだった。目の前のクイズをただ解いていく。無意味にも思えるだろう。

ただ、その時間は苦しみから逃れることができる。

気休め程度にはなるので、上の解消方法と合わせて使ってみて欲しい。

いま趣味がないというなら、無趣味に悩むあなたへ。コレを読めば3分で趣味ができますという記事で詳しく書いている。