
目標を立ててみても、いつも途中で挫折してしまう

長期的な目標を達成するコツは?
目標を設定しても、達成できないことが続くと自分はなんて中途半端なんだ、と落ち込むばかりだった。
目標を設定することに一生懸命で、その後自分にこなせるスケジュールを考えなかったからだ。そこで、目標設定よりも、ゴールまでどんな道を進むかに注目してみた。すると、無理に目標を決めなくても仕事は期限までに片付くし、趣味も捗るようになった。
ここでは、その時学んだ目標設定のコツと、達成するにはどうしたらいいかを経験をもとにまとめていく。
目標は?と聞かれると答えられなかったり、目標を立てても最後まで頑張れなかったりする人の参考になれば幸いです。
目標設定にメリットはあるか
目標なんかなくたっていいじゃないか!と思うし、実際それでどうにかなってきたことも多い。
ただ、仕事(アルバイトも)においては目標があったほうがよかった。
まず、目標を設定することでモチベーションを維持できる。
昔居酒屋でバイトしていた頃は、明日はもっと愛想よくするぞ!とか清掃作業早くして、先輩に手伝ってもらう時間を減らせるようにしよう。なんて小さな目標を立てて働いていた。
社会人になってからは特に目標もなく、1日8時間お金のために働いてみたのだが、目標がないと私は結構つらかった。
段々いかにサボって給料をもらうか、しか考えなくなる。これがさらに「だめな自分」という意識を強くさせる。
目標は、仕事や勉強など”やらなきゃいけないこと”を元気に続けるために、大きな役割を果たしていると実感したわけだ。
挫折しない目標設定とは
目標はあったほうがいいとは言ったものの、闇雲にそれっぽい言葉を探して、
なんとなくかっこつけても挫折してしまうとつらいだけだ。どうして過去の私は目標を立てて、達成して頑張れるサイクルを回せていたのか。
それ紐解いて、大人になった今実践してみたことを書いていく。
その日に達成できるものにする
最初に立てる目標は、その日中にできるものにした。
朝ごはんを食べるとか、22時に寝るとか、最近できてなかったゲームにログインする、人に発表できるものでなくていいので、目標設定のハードルを下げることにした。
始めは1週間後の目標でも達成できる気がしない。
例えば1ヶ月後にアイドルのライブに行くから痩せよう!と思ったところで、1ヶ月間の具体的なスケジュールや目標はなかなか決まらない。
それでも、今日の分ならなんとか決まる。決まるし、ハードルを下げきっているので達成してなんとなく充実感もある。
目標ってそんなに簡単なものでいいんだ!と思えたら、ぜひ始めてみてほしい。
具体的な目標にする
達成できないのは、抽象的になってしまっている可能性がある。
「出世したい」
「お金持ちになりたい」
気持ちはわかるしぜひ叶えたいが、
叶えるという言葉が相応しい時点で、それは目標ではなく夢ではないだろうか。お金持ちになりたいと言っても、1000万円欲しい人、月に50万円くらい欲しい人ではゴールが全然違う。
ゴールが違えば、たどり着くまでの手段も当然異なってくる。
この具体的な手段が目標になるので、自分の目標は夢で止まっていないか考えてみるのもいいかもしれない。
立てた目標を継続するには
せっかく目標を立てたなら継続したい。
先ほどと重複する箇所もあるが、継続するために意識したことを書いていく。
目標は数値にしてみる
具体的な目標を立てるために、数を用いるようにしていた。
学生時代の課題などでイメージしやすいだろうか。


今日は2ページやる!今日の15時までに終わらせよう
2ページ分を、15時まで。なんとなく達成できそうな気がする。
時間と数量を組み合わせて立てる目標は達成しやすい。
また、ここでは立てた目標以上のことはやらないのが重要だ。それ以上続けてしまえばキリがないし、その日”途中でやめた”という結果になってしまう。
目標をクリアできたら、次はどんな目標をクリアするか考えて、やる気を残したまま眠る。美味しいものと同じで、もうちょっと食べたいな(できそうだな)くらいが丁度いい。
自分に合ったレベルの目標にする
目標は「今の自分で達成できそうなもの」にする。
例えば、テストでいつも40点くらいだったとしよう。そこで「次のテストは100点を取る!」という目標を立てると挫折してしまうだろう。
40点→60点くらいなら、頑張れば達成できそうだ。
高い目標を立てると燃える!というならそれで良いが、自分に合ったレベルの目標を立てることも、継続しやすさに関わってくると思う。
負けず嫌いの人にはちょっとつらいかもしれないが、客観的に見て自分がどのレベルにいるかを知る機会にもなる。
目標設定【実践編】
目標を立てる前の考え方をみてきたので、ここからは目標を立てる時に意外と効果的だったものをまとめていく。
目標は紙に書く
目標設定では、頭の中よりも紙に書き出すほうがいい。
目標を書いて「見える化」することで、脳が理解しやすくなるのを実感した。
実際、書くことで目標達成の確立が3割アップするデータもあるそう。普段持ち歩くノートに書いておくと、目にする機会が多くなっていいだろう。
といいつつ私は社会人になってから紙を持ち歩かなくなったので、スマホのメモ機能やLINEを使って
その日の目標をすぐ見れるようにしている。
お気に入りの手帳を持ち歩く人や、紙に書くほうが自分に合うというあなたは、目標を書く習慣をつけるといいかもしれない。
期限を設定する
どんな目標でも、期限とセットにする。
たとえば大学受験は、目標は「合格発表の日」までには結果が出るようになっている。
ゴールが決まっているからこそ、目標達成まで続けることができる。期限を設定することで、「この日までに仕上げるぞ!」と集中力も持続するだろう。
ここでも、最初は長期にせず、1日とか3日後くらいから始めるといいだろう。
慣れてきたら、1ヶ月先の目標も達成しやすくなる。
✔目標設定お役立ちグッズ
目標が決まったら、ノートに書きこむのがおすすめだといった。
目標達成3割アップ!の効果を狙うなら、紙に書くクセはやはりついていたほうがいいのかもしれない。
スマホ派の私がいうのも何だが、これは実践的で使いやすそうだ。
白紙のノートを買ってしまうと、自由度が高くて目標以外も書き込めてしまうのがデメリットだった。
こちらは手順に沿って書きこむだけ。テンプレートがあるので、学生時代指示に従って課題をこなすほうが楽だった人には合うかもしれない。