どんなことにも手を抜かない、悔しい思いをしたくない、常に1番でありたい。
学生の頃はテストで、今は仕事の業績で。
とにかく人に負けたくない。
負けず嫌いと聞くと子どもっぽい響きのような気もするが、悪いことばかりではない。
度が過ぎた競争心は人間関係を壊しかねないが、周囲より成果を出そうと努力し続ける姿勢は誰にでもできるものじゃない。
では、そういう気持ちを持っている人にはどんな特徴があるのか。細かくわけて考えてみた。
負けず嫌いな人の特徴
負けず嫌いな人のいいところも悪いところも、調べたり考えたりしたものを挙げていく。
悪いところに覚えがあったら直せばいいし、いいところだったのか!と気づいて自信にするのもいいだろう。
私は改めて気を付けたいことが多かった。
人の話を素直に聞けない
負けず嫌いな人は臆病だ。
人に指摘されると、自分で気づけなかった悔しさや「自分はこう思ってるのに!」というモヤモヤが最初に出てきてしまう。
だから、人のアドバイスを素直に聞き入れられない。
努力しているという自負がある分、指摘されるのが怖いのだ。まだ足りないと思い知らされた気分になる。
アドバイスならまだしも、ミスを受け入れられないこともあるだろう。
けれどミスを認められるようになったら以前より大きく成長できる。
自分のプライドを崩して、素直に人の話を聞く勇気があるといいのかもしれない。
プライドが高い
先ほどちらっとプライドという単語を出したが、負けず嫌いな人はプライドも高い。
実際はどうかわからないが、負けず嫌いな人は「すでに人より優位に立っている」と無意識に思っていることが多い気がする。
この無意識が、自分は常に優位で、完璧を目指さなくちゃいけないという思考につながることもある。
完璧主義的な思考は結構しんどいので、自分もそうかも?と思ったらすぐ手放した方がいい。
リーダーが向いている
負けず嫌いな人はリーダーポジションに立ちたい傾向がある。
人の意見に左右されるより、上に立って指示を出したい。
実際リーダーポジションは向いていることが多いので、チームを成功に導くこともできるだろう。
ただ、リーダーになった際は周りの意見を聞いて取り入れる姿勢が大切だ。
チームの人と友好的な関係を築けるかどうかも意識するといいと思う。
向上心が強い
負けず嫌いな人は、向上心が強い人ともいえる。
負けたくないので、改善できることがあればすぐに行動に移して成長していく。
仕事だって、いやいややるよりは「もっと成果を出したい!」と思って行動した方が伸びやすい。
こういった向上心があるため、努力家と言えるかもしれない。
参考:向上心を持っている人の特徴14選。実はイイ事ばかりじゃない?
競争心が強い
先ほども書いたが、競争心が強いことも多い。
競争心は人に向く。誰かと比べて競い合うのも悪いことではないが、相手が競争相手と思っているとは限らない。
勝手に敵意をむき出しにいている厄介な人になっていないか気を付けたい。
数字で成果が出るものを好む人もいると思うが、あまり周囲の人と比べず過去の自分と成長度合いを比較してみるといいだろう。
人の成果はどうしたって変えられない。
悔しい思いをしたくない
負けず嫌いな人の中には、後悔したくないという考えから努力する人もいる。
これは完璧主義的な考えとも捉えられるが、やるからには完璧を目指したいのだ。
努力と成果はセットでないといけないと思っているのかもしれない。
高い目標や夢がある
高い目標や夢があるからこそ、負けたくないと思うモノ。
「もっと出世したい」「本当にやりたい仕事がある」など夢が尽きないタイプ。
そのため目標ができやすく、努力せざるを得ない状況を自らつくっているのかもしれない。
自分より優れている人に嫉妬する
負けず嫌いな人は、心のどこかで人に優劣をつけていることがある。それで、自分より優れていると思ったら嫉妬してしまうこともあるだろう。
これも、競争心と同じで人と比べず過去の自分と比較する癖をつけることで大きく改善する。
嫉妬しているうちは苦しい。
嫉妬してしまうのは、自分も努力すれば手が届くと思っているからだ。雲の上の人には嫉妬はしない。ただ「すごいな」と思って終わる。
嫉妬してしまったら、「自分も頑張れば届く証拠だ!」と前向きに捉えるようにしてみるといい。
負けず嫌いな人の長所
負けず嫌いと聞くと「子どもっぽい」「めんどくさい」といった印象を受けることもありますが、ちゃんと長所もある。
自己PRにもつながる内容ですので、ぜひ長所もおさえておきましょう。
目標達成まで努力し続ける
目標や夢が尽きないので、いつでも努力を惜しまない。努力できる才能に恵まれている。
絶えず努力を積み重ね、最終的に自分の目標を達成できるのが負けず嫌いな人。途中であきらめない粘り強さを持っています。
さらに言えば、努力次第でどんな目標も夢も叶えられる可能性がある。
プライドが自信になっている
悪い部分に見える「プライドの高さ」も、実は長所になることもある。
長所になるのは、あなたのプライドが自信になっているとき。
余計な見栄っ張りではなく、「私は最高のパフォーマンスができる」という気持ちでプライドを維持していれば、それも才能です。
主体性がある
負けず嫌いな人は、主体性をもって行動できる。
そのため、目標達成までの道のりや計画を自分で立てることができます。
さらに、その主体性で周囲の人を引っ張るリーダーシップを発揮する。
大きなプロジェクトの中心で活躍できるポテンシャルを秘めているでしょう。
困難や挫折を乗り越えられる
最後まであきらめない精神を持っているので、壁にぶつかっても乗り越えられる力があります。
難しい課題に直面しても、最後までやりきることができる根気強さは、魅力的な長所になる。
ここに、先ほどの主体性をプラスすると、「自ら課題を発見し、解決に向けて試行錯誤しながら努力を続けられる」という最強の武器に。