好きなものを共有したい。
これには寂しい場合と、逆に自尊心が高い場合がある。
寂しさから人に依存するように「ねえこれ見て」としてしまうパターンと、「私最近コレ好きなんだよね(自尊心高)」というパターンだ。
どちらも悪いことではないが、寂しさから好きなものを人と共有したい人は要注意。
孤独や不安にさいなまれて、心を病んでしまうこともある。
好きなものを共有したい人の心理
自己表現の一環
好きなものを人に伝えることは、アイデンティティの主張になるんですね。
「自分ってこんな人です!」という自己紹介の代わりにできるのだ。
突然ですが、自分の友人を思い浮かべてください。
「あの人は○○が好きだったよな」と思い出せる人が1人はいるはず。
こういった自己表現が得意な人は、育った家庭で自分を認めてもらえた経験が豊富なのかもしれません。
人とつながっていたい
人は、自分の情報を共有することでつながりを壊さないようにする。
これは狩猟をしていた時代から『1人では生きられない』とされてきているため、当然の行動といえる。
現代はSNSで、より『誰かとつながりたい』という気持ちが強くなる。
ストーリー投稿などで「自分が今誰と何をしているか」を多くの人に共有するのは、寂しさや自尊心を埋めて欲しいからかもしれない。
人と現状を共有することで、一瞬でも孤独感から逃れることができる。
孤独感からSNSを使う人は、人の投稿をかかさずチェックして疲弊していることも多いのが特徴。
※余談だが、SNSを眺めては寂しくなり、不安が募る人は“暇をつくってしまっている”。
暇になるとネガティブなことを考えるのが人間なので、SNSをやめて部屋の掃除をするだけで孤独が紛れたりします。
距離を縮めるきっかけにしている
相手との距離を縮めるために、好きなものを共通項にしようとするパターンもあります。
好きなものが一緒だと「仲間意識」が強くなり、一気に距離を縮めやすくなる。
しかし、こういいうケースばかりとは限らない。
というのも、「好きなモノが一緒」な人同士が同じ楽しみ方をしているとは限らないから。
映画鑑賞1つでも、配信を家でゴロゴロしながら観たい人と、公開したらすぐ劇場で観たい人では価値観が全然違います。
それに気づかずにグイグイ来る人は、『自分を好きになってもらおう!』と自分のことにばかり気が向いてる。
恋愛では、脈ありサインかも
脈ありな人の特徴として、趣味を聞いてきて『それ俺も好き!』『こんど一緒に行こうよ』と誘ってくるパターンがある。
やたら共通の話題を振ってくる人は少なからずあなたに好意を抱いているでしょう。好きな人には自分を知ってもらいたいですし、相手の好きなものを知ろうとするもの。
好きになった初歩の段階でよくある行動なので、興味がなければそこで断っておこう。
いつも恋愛に奥手になってしまう人は、思い切って誘いに乗ってみると人生が好転するかもしれない。