孤独に押しつぶされそうだった時、あるきっかけで受け入れられた実体験

性格分析

友達も少ないし、家庭環境的に家族も頼れない。誰も自分を助けてはくれない。

いつからかずっとこう思っていた。今でもそうだし、早くこんな人生終わらせたいと思うこともある。

けれど、独りも悪くないんじゃないかと、ある時そう思えてきた。

どういう時に孤独を感じるか振り返ると、なんだそんなことかと客観視できるようになったからかもしれない。

ここでは孤独感を感じる場面と、孤独自体はそれほど悪くないと思えたきっかけや考え方をまとめていく。

孤独を感じやすい場面

これまでに孤独だと感じた場面をまとめていく。

1.友だちが少ないと自覚させられた時

突然だが、私には休日に遊ぶ友達がいない。地元には友人がいるが、片手に収まる範囲である。

普段はこれをまったくつらいと思わない。人と比べて友達が少ないと思わされた時に孤独だと思うのだ。

インスタのストーリーなどが主な原因だろう。わかっていても見てしまう。もはや自傷行為である。

まだ割り切れていないが、人と比べるものでもないし、今の交友関係に満足しているんだからいいじゃないか。と言い聞かせている。

2.誰も頼れない、と意識した時

悩み相談をする相手を間違えると、度々孤独になる。

私は以前、メンタルを病み休職したことがある。それを親に伝えた時の第一声は「は?なにそれ」だった。

親だからといって、心配してくれるとは限らない。

これだけならまだよかったのだが、同じ時期に知人も休職していた。

彼女は実家に戻ってこいと言われ、仕事ができるようになるまで療養することができたようだ。

その環境の差にまた絶望した。

脱線してしまったが、こんな風に頼る相手を間違えて「私はもう独りぼっちなんだ、誰も助けてくれない」と思い込んでしまうことがある。

3.趣味がない

夢中になれるものがないと、ふと寂しくなることがある。

4.親との関係が良好ではない

親とうまくいっていない。特に困るのは、自尊心がかなり低いことだ。

仕事でも恋愛でも友人関係でも「どうせ私なんかいらない」という考えが離れない。

この考え方すら自分のせいだと思っていた頃は地獄だった。

これについては、大切な友人Aが「自分なんかいらない」と思っていたらどうか。と考えてみたことがある。

Aがいらないわけない。いなくなっては困る。Aはもっと自分が大切な存在だと気づいて欲しい!と思った。

無理やりだが、これを自分に置き換えるのだ。自分もいらないわけないし、もっと大切にしていい。

仕事で失敗したり、友人との会話を間違えたなと思ったりした時、そう考えるようにしている。

頑張れない自分が嫌いになってしまったら。「人生の休息を取ろう」

5.嫉妬しやすい

人を妬んでしまうのも、孤独を感じることになる。

あの人にはたくさん友人がいて、いつも楽しそうだ。けど自分にはそんな人いない。羨ましい。といった具合に一人でつらくなる。

けれどある時、本当に羨ましいか?と思った。

自分は休日にしょっちゅう人と遊んで、たくさんの人に囲まれたいだろうか。もちろんそんなことはない。

人といると、その瞬間は楽しいと思っても解散後にどっと疲れがくる。それを繰り返すなんて無理だ。

嫉妬してしまう相手がいる時は、その人が持つものや環境を手に入れたいだろうか?と考えてみるといいかもしれない。

孤独だと思いつらくなってしまう人に実践してみてほしいこと

孤独だな、と思ったら実践してみてほしいことがある。

1.自分を大切にする

自分は、生まれてから死ぬまでずっと一緒なのだ。

片時もそばを離れない人なんて、自分しかいない。だから大切にしてほしい。

というわけで、ないがしろにしていた睡眠や食事、好きなことなど、自分の心身を整えるようにしてみた。

また、見たくないSNSは無理にみないようにしたし、LINEなんかも急いで返信するのをやめた。

そういう些細なストレスを取り除くことで充実感がでて、寂しいと思うことが減ったように思う。

2.趣味にのめり込んでみる

なにかを楽しむ余裕があるなら、夢中になれる趣味を見つけるのもいいだろう。

ここで選ぶ趣味も、人と比べにくいものがいい。私は絵を描くのが趣味だが、どうしたって技量やSNSでの反応などを見て落ち込むことがある。

映画鑑賞とか、与えられるもので心を動かす趣味だと始めやすいんじゃないだろうか。

3.自分を演じるのをやめてみた

いつも相手がどうしてほしいかとか、人が望んでいる自分を勝手につくってしまっていた。

そうして人と接して、今日も素の自分ではいられなかった。

本当にわかってくれる人なんていないのかもと、これまた勝手に孤独を感じていたのだ。

それもやめてみた。やめようとしている最中かもしれない。

人のためじゃなく、自分がどうしたいかを考えて行動するようにしている。

そもそも本当に相手が望んでいることなんてわからないし、傲慢だったかもしれない。

万人に好かれるなんて無理だが、万人に嫌われるということも起こりえない。

だから、自分をつくらず接してみて、うまくいく人を大切にしようと思っている。

4.自分に投資する

投資というと急に嫌な感じになってしまいますね。

ここでいう投資とは、時間やお金をもっと自分のために使ってもいいんじゃないかという話です。

孤独を感じる時、誰かに連絡したり会ってみたりして無理に埋めようとしてしまう。

だけど、それで満たされることはなかったし、前述のとおり人に会った後はひどく消耗する。

だから、人に会う時間もお金も、自分に回すことにした。

ちなみに私は見えない将来に絶望することが多いので、それなら将来の不安を埋めてみるかと資格の勉強をすることにした。

職業の選択肢が増えるかもしれないというだけでちょっと気がラクだし、何かに向けて頑張っている間は孤独を感じにくいように思う。

✔「自分の居場所がない」と感じたときに読む本