聞き上手になって、人に頼られたい。いつも話が続かないので、人の話をうまくつなげられるようになりたい。
会話が苦手な私でも、聞き上手になれた方法を5つ紹介する。
聞き上手な人=相手を主役にできる人
まず聞き上手になるには、相手を主役にすることが前提だ。本を読んだり、それを参考に話すのはもちろんいい。
けれど、初心者がおちいりやすいのが以下のこと。
聞き上手になりたい人は、「聞き上手な自分」を意識しすぎるあまり、肝心の相手に意識を向けることができていないことが多いのだ。
つまり、聞き上手になるには「相手に興味を持つ」ことが大切。
相手に興味があると、もっと聞かせて!あなたのことをいろいろ教えて欲しい!と思えるようになる。それが言葉と態度に現れる。
聞き上手になるテクニック
聞き上手な人は、話をさえぎらず、適度にあいづちを打って、オウム返しをほどよく入れる。
なんだそれだけか、と侮ってはいけない。それぞれちゃんと効果がある。
1.話を途中でさえぎらない
1番大きいのが、話を途中で遮らないことだ。
知ってることや反論したくなることでも、ぐっとこらえて最後まで聞く。
反対があればその後にしよう。
これを会話するたびにやると「この人は話を聞いてくれる」という信頼感につながる。
さえぎってばかりいると、そのうち話を振ってすらもらえなくなる。
心を開いてもらうファーストステップとして、最後まで聞くことは重要。
2.うなずく
話を聞いている時は、うなずく。
「そんなのみんなやってるじゃん」と思う方もいるかもしれないが、意識しないとうなずきながら聞くのって難しい。
どこかの研究では、うなずきながら話を聞くと好感度が40%もアップしたらしい。
さらに好感度を上げて聞き上手な自分になるべく、以下もセットで実践しよう。
3.相手の目を見る
相手が話している間、ときどき目を合わせましょう。
「私はあなたの話を聞いているよ」という意思を、アイコンタクトで伝えられるのだ。
いくら話を聞くときにうなずいても、目を合わせずスマホばかり見ていたら、「本当に聞いてるの?!」と思ってしまう。
だから、聞き上手な人はアイコンタクトも大切にしている。
ただ、じーっと見られたら話をしづらいので、時々相手の手元を見るとちょうどいいです。
4.姿勢は前のめりで!
あなたの話に夢中であることを、姿勢でも示しましょう。
時々姿勢をまっすぐに直すことで、真剣な印象を与えることもできます。
姿勢1つで相手から詳細な話を聞かせてもらえるようになるかもしれません。
5.オウム返しをする
「相手が話を聞いて欲しそうなワード」が飛び出したら、すかさず聞き返してみましょう。
こんな感じです。
聞き返すと、相手が「この話題を聞いてくれるんだ」と思い、話が次のステップに進みます。
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いかがでしたか?
ここで紹介したコツを実践することで、聞き上手に近づくことができます。
最初にお伝えした通り、相手を知りたいと思う気持ちも大切。
自分が聞き上手になれているかを意識しすぎると失敗します。相手が話しやすいかを考えるようにしましょう。
もっと詳しく!聞き上手になりたい方向け書籍
これを読めば聞く力の土台が完成します。
悩み相談だけでなくクレーム対応やミーティングなど仕事の場にも生かせる内容で、コミュニケーションの取り方に苦戦している社会人にも合うかも。