初対面はもちろん、ちょっとした知り合いにも自分から話しかけられない・・という悩みを抱えた人は多いです。
話しかけられない原因がわかれば、会話への不安が軽くなるかもしれません。
今回は、自分から話しかけられない人の心理と、話しかけるコツについてです。
人に話しかけられない人の特徴
人に話しかけるのが苦手な人も、原因を知ることで克服につながります。
どんな原因が当てはまるか、さっそく見ていきましょう。
失敗するのが不安
会話が上手くいかなかったら・・という失敗への不安が大きい人は、人に話しかけることができません。
以前に上手くいかなかった経験があると、余計に話しかけるのが苦手になっていきます。
また、話しかけて変な人だと思われたくないという不安がある人もいるでしょう。
嫌われたくない
自分から話しかけないことで、人に嫌われるリスクを減らそうとしていませんか?
このタイプの人は、会話をするにしても、自分の意見をはっきり言うことがありません。また、他人に何か指摘をすることもないです。
周囲からは、「自分の意見が無い人」だと思われ、嫌われてしまうことがあるかもしれません。
どう見られるかを気にする
相手にどう見られているかを気にしすぎて話しかけられない人もいます。相手の目を気にしておどおどしてしまい、
「また上手くいかなかった・・」と、より一層会話に消極的になってしまいます。
話題が無い
挨拶した後に、気軽に話すネタがないので話しかけられない・挨拶すらできないことがあります。
会話が始まっても。「話題を探す」ことに意識が向いて、会話が途切れたり返事がしどろもどろになることもあるでしょう。
プライドが高い
自分から話しかけられないのは、プライドが邪魔しているからかもしれません。
自分から行動するのは、何となくかっこわるいと思っていて、周りからもてはやされたいという気持ちが隠れています。
結果、学校で一匹狼みたいになってしまうことも。
「人に話しかけられない」を克服する方法
さて、話しかけられない原因がつかめたでしょうか。
ここからは、実践編です。「話しかけられない」を克服していきましょう。
上手く話さなきゃ!という意識をなくす
人に話しかけるのが苦手な人は、「上手く話さなきゃ・・」という意識が強いです。ですが、上手く話す必要はありません。
相手は友達だったり同僚だったり様々ですが、雑談にそこまでの”面白さ”を求めてはいません。
あなたも、友達にお笑い芸人のような面白さを求めて会話したりしませんよね。
雑談は、楽しければなんでも良いのです。リラックスして話してみましょう。
期待しすぎない
最初から、良いリアクションが返ってくると思わないようにしましょう。
話しかけるのに慣れていない人は、「今度はうまくいくかも」と話が盛り上がるのを想像しがちです。
実際、そんなに盛り上がることの方が少ないかも。あまり期待せず、「ちょっと話が続けばいいな~」くらいに思って話しかけると良いです。
相手を褒める
相手を褒めることで、好感を持たせることができます。
自分を褒めてくれる相手には、不信感がなくなり距離をグッと縮めることができるでしょう。
持ち物や髪型、服装などを簡単に褒めてみましょう。「今日の髪型素敵ですね」とかでOK。
共通の話題を見つける
よく、「最初は天気の話をすると良い」って聞きますよね。天気の話がしやすいのは、「共通しているから」です。
天候の話題は、同じ状況にいるという共通点なのです。
つまり、話しかけるコツとして、共通の話題を見つけましょう。
仕事や学校で同じ業務・係をしている仲間になら伝わる共通の話題があるはずです。
踏み込み過ぎない
相手とコミュニケーションを取ろうと必死になって、突然プライベートな話をしてしまう人もいます。
しかし、よほど親しくないとプライベートな話はしづらいものです。
仕事や最近のニュースの話など、当たり障りのない話から始めるのがいいでしょう。
聞き上手になるのもアリ
自分から話しかけられないなら、話の聞き役に徹するのも1つの手です。
人の話を聞くのが上手になれば、「自分の話を聞いてくれる人」として信頼されることもあるでしょう。
誰でも自分の話を聞いてくれる人には心を開きやすくなります。
会話に緊張する必要はナシ
いかがでしたか?人に話しかけるのが苦手な人は、会話に緊張してしまうことがあります。
ですが、話しかける際にピリピリした空気は必要ありません。話したいという意思表示さえあれば大丈夫です。
最初は親しい人と、いろいろ打ち明けて話してみると良いですよ。