「人の目を見て話すのがこわい」
「目を見るのが難しくて、人との会話がはずまない」
こういうお悩みを解決します。
実は、人の目を見て話せない人にはいくつか共通点があります。心理的なストレスや過去のトラウマが原因になっているかもしれません。
この記事では、目を見て話せない原因と、目を見れるようになるためのステップをお伝えします。
さっそく見ていきましょう。
目を見て話せない原因

さて、ここからは、なぜ相手の目を見て話せないのかをお伝えします。
相手にどう思われるか不安
目を合わせられない原因に、相手の気持ちを考えすぎてしまうことがあります。「相手を怒らせたりしないかな」「気持ち悪いとか思われたらどうしよう」と、相手に嫌われてしまうことを恐れてしまうのです。
そのため、目を合わせられないだけでなく、おびえて自信がないように見えてしまうことも。
容姿に自信がない
自分が美人だったら、イケメンだったら相手の目を見て話せそう・・と思う人は、容姿に自信がないのが原因でしょう。
自分の見た目に自信がない人は、目を合わせるのが苦手。
例えると、好きな人を前にしたときの自分みたいな感じです。つい顔を覆ってしまいたくなるイメージができるかと。
コンプレックスがある
話すときに、なんらかのコンプレックスが邪魔していることがあります。
例えば歯ならび。
歯ならびが悪いことを気にしている人は、相手の目が自分の歯に向かないか心配で、うまく目を合わせて会話できません。
コンプレックスを見ないで欲しいという不安で、相手から隠れるように目を背けてしまうのです。
トラウマがある
幼い頃、話し方や笑い方が変だと言われたり、親から高圧的な態度を取られたりすると、人の目を見ることが怖くなります。
この場合、目を見る事だけでなく、人と会話する事自体がつらいものになってしまうこともあるでしょう。
トラウマを克服して、堂々と会話できるようになるにはどうしたら良いでしょうか。
ということで、ここからは実践編。
次で、目を見て話せるようになるステップをご紹介します。
目を見て話せるようになる3つのステップ
ここでは、目を見て会話できるようになるステップを1つずつお伝えします。
目は見続けなくてもいいと知る
実は、相手の目はずっと見る必要がありません。
目を見て話すためのステップでは、まず見続ける必要がないことを覚えておきましょう。
ちょっと想像してみましょう。
自分が話している間、相手がずっとこちらを見ていたら・・・怖いですよね。そう、ずっと見続けるのは不快感を与えてしまいます。
相手の目を見れず、会話が苦手だという人は、「そんなに目を見なくてもいいんだ」と考えすぎないようにすると、目を見るハードルが下がりますよ。
目の近くを見る
いきなり相手の目を見るのは難しいでしょう。
さらに、突然チャレンジしようと力んでしまうと、不自然に相手を見つめることになってしまいます。無意識のうちに相手をにらみつけてしまっているかもしれません。
まずは、目をハッキリ見ずに、眉間のあたりや鼻の上を見てみましょう。
実際、目をハッキリみるのと眉間をみているのでは、与える印象は大して変わりません。
どっちでも、目を見ているように見えます。
だから、眉間のあたりを見るとイイです。目より緊張感がないうえ、ちゃんと目を見ているように見えて一石二鳥。
大切なときだけ目を見る
常に目を見続けなくてもいい・目の近く(眉間のあたり)を見ることで、自然なアイコンタクトが取れそうな気がしてきましたね。
では、最後に重要なポイントをお伝えします。
それは、大切な話の時は、しっかり目を見る事です。
会話をしていて、割とどうでもいい話をしている時と、「これを伝えたい!」と大事な話をしている時がありますよね。
つまり、伝えたい話の時はしっかり相手の目を見て話しましょう。
例えば、恋人の別れ話。スマホをいじりながら「別れたい」というのと、目を見て正面から「別れたい」と言うの、どちらが真剣さが伝わるでしょうか?
おわかりの通り、真剣さが伝わるのは「目を見て言う」ほうです。
大事な話をするときに目をそらすと、本気かどうか疑ってしまうし、下手したら相手を怒らせてしまいかねません。
それだけ、重要な話の時に目を見るのは大切なのです。
これだけは伝えたい!と思うところだけでもOKなので、相手の目を見るようにしてみましょう。
お願いごとなどは、真剣さが伝わって聞いてもらいやすくなりますよ。(笑)
無理せず、店員さんから試してみるのもアリ
ここまで、相手の目を見て話すステップをお伝えしてきました。
ステップ1にもある通り、ずっと目を見つめる必要はありません。
話のここだけは伝えたい!というポイントだけでもいいのです。気負わずトライしてみましょう。
言ってしまえば、「レジ袋1枚ください」を、店員さんの目を見て言えるようになったらすごい進歩です。
相手に伝えたいという気持ちを大切にしつつ、ここでご紹介したステップを実践してみてください。
最初はハードルが高いかもしれませんが、最初に乗り越えてしまえばあとは流れに乗るだけ!