否定してくる人は、自分を守りたくて必死だ。
何でも否定してくる人は、相手を不快にしていることに気づかない。返事はいつも「でも」「だって」から始まり、イライラしてしまう。
ここではそういう人の気持ちを解説するとともに、相手との疲れない会話術を書いていく。
否定ばかりする人の共通点
マウントを取って自分の優位性を保ちたい
自分はすごいということを、否定することで主張しようとしている。
プライドが高く、相手を認める=自分の負けだと思い込んでいるパターンも多い。そのため、「否定してやったぞ、どうだ反論できないだろう」と自分の発言には否がないと思っているだろう。
自分より評価されている人に負けたくない
部下が自分より認められていた場合に、つい負けたくないと思い
自信がない
失敗をおそれて行動しないので、自分が成果を出して上に立つことができない。
否定するのは、自信のなさの現れだ。そのため自分より優れていると感じる相手に対して、自分の権威を保つために「それはないでしょ」と否定する。
否定ばかりする人との上手な会話術
話題をずらす
否定してくる人は、細かいところをつつく様に指摘してくる。だから、一点に囚われてなかなか話が進まなくなる。
「まずいな」と思ったらすぐに話題をそらしましょう。相手が高圧的で上手く会話を発展させられない場合は、以下のことを取り入れてみてください。
会話のゴールを確認する
否定してくる人は、会話のゴールに向かうことを忘れて部分的に否定してくることがある。
どんどん脱線してしまう。早めに話題をずらして話を進める必要がある。
スムーズにずらすには、「ゴールを確認する」ことが1番だ。否定してくる人とは常にゴールを意識する。
いまゴールに向かっていない、脱線していると思っても直接言いにくいこともあるだろう。
そういう時は、話を始める前にホワイトボードや紙に会話のゴールを書いておく。相手からも見える状況にしておこう。
こうすることで、否定されても「じゃあゴールに向かうにはどうしたらいいですか?」と聞き返しやすくなる。
相手を肯定する
否定してくる人は自信がない。相手を下げることで優位性をキープしたがる。そこでわざと相手を認めると、否定しにくくなってくる。
「ありがとう」という
あなたのチャレンジに対して「やめたほうがいい」「それじゃ失敗するよ」とか言われたら、ちゃんと聞かずに「ありがとうございます」で終わらせよう。
否定から入る人は、チャレンジをしようとしない。失敗が怖くて、現状維持したいからだ。
イラっとしたり、否定されて悲しくなってしまうかもしれないが「この人は成長できない人だ」と思って流しましょう。
どうしてもつらい時は逃げよう
否定ばかりしてくる人に対してこちらが気を遣おうとすると、自滅してしまう。
例えば職場でずっと一緒の上司にいつも否定されていれば、しばらくするといつの間にか「自分がだめなんだ」「何を言っても聞いてもらえない」と抑うつ症状が出ることもある。
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