上司や人気の男性の前だと突然「ぶりっ子になる」という人は、ドラマだけではありません。
意外と多いんですよね。なぜ人を選んで媚びるのでしょうか?
上司の前でやたらお世辞が多かったり、人気のイケメンの前でぶりっ子したり・・
職場や学校でも、こういうぶりっ子が1人いると空気が悪くなってしまいますよね。
ここでは、めんどうな「ぶりっ子」の特徴をご紹介します。やたら媚びる面倒な人が頭に浮かぶ人は参考にしてみてくださいね。
「媚びる」の意味
まずは、媚びるとは本来どういう意味なのかをご紹介。
1.女が、なまめかしい態度を示して男の心をひこうとする。
2.相手に気に入られようとしてごきげんを取る。
大きくわけてこの2つです。どちらもイメージがわきますね。
相手に気に入られたくて、自分を良く見せようとする態度です。
では、どんな態度が「媚びている」のでしょうか。次は、具体的に「ぶりっ子の特徴」を見ていきましょう。
媚びる「ぶりっ子」の特徴
1.相手で声のトーンが変わる
自分のお気に入りの男性と話すときに、声のトーンが高くなる女性っていますよね。
逆に、まったく興味のない男性には愛想が悪く、冷たい態度をとることもあります。
自分の好き嫌いで態度が一変するので、周りは「やっかいな人だ」と感じることが多いでしょう。
2.初対面の人にはすごく優しい
初めて会う人にはとにかく優しい一面を見せます。
それは、自分にメリットのある相手かどうかまだわからないから。とりあえず優しくして様子を見ようとします。
どうでもいい相手だと思われたとき、態度が一変するかもしれませんね。
3.裏表が激しい
人によって態度を大きく変えることもあります。上司を「さすが!すごいですね!」とおだてている裏で、「あの上司いつも臭い、生理的に無理」とか悪口をいう人もいるんです。
裏表どちらの顔も知っている人は、面倒に感じるでしょう。
4.損得で人を判断する
媚びる人は、自分が得をするかどうかで相手を選んでいます。
そのため、自分にメリットがあると感じたら優しくし、デメリットしかないと感じたら突然つめたい態度を取るようになるでしょう。
損得で人を選んでいるのは周りにバレバレなので、印象ダウンですね。
どうして媚びる?媚びる人の心理
ここまで、媚びる人の特徴を見てきました。
では、どうして媚びるような態度を取ってしまうのか?ということで、媚びる人の心理をのぞいてみましょう。
1.自信がない
自分に自信がないので、媚びようとします。お世辞を言ったり良い顔をするのは、自信がないからなんです。
自分の実力や見た目に自信が持てず、必死に「気に入られる人物」を演じてしまっている状態。
過去に「人に冷たくされた」「信頼できる人がいなかった」ことがあると、居場所が欲しくてたまらなくなってしまうのです。
しかし、実際は魅力もあって実力もある場合がほとんどです。足りないのは自信なのですが、そこに気づけない方が多いんです。
2.承認欲求が満たされない
先ほどの「自信がない」とも似ていますが、承認欲求が強すぎるかもしれません。
「自分は人より劣っている」と思う時、必要以上に誰かに認めてもらいたくなります。
人気がある人、評判がいい人に気に入られれば、自分は特別な存在になれるかも。上司に特別扱いされたら、周りの女子社員に勝てるかも。
そんな風に考えてしまうので、どうしても媚びてしまうのです。
3.メリットが欲しい
損得で人間関係を選んでいる人は、相手をコントロールしてメリットを得ようとすることも。
簡単な例だと、「上司をおだてて自分のお願いを聞いてもらいやすくする」みたいな。
この場合も、相手を褒めたり持ち上げたりしないと、自分は職場で成功できないという思い込みからきていることが多いです。
ぶりっ子はこんな人!(まとめ)
まとめると、媚びる「ぶりっ子」は
・相手で声のトーンが変わる
・初対面の人にはすごく優しい
・裏表が激しい
・損得で人を判断する
ことが多く、媚びてしまう原因は
・自信がない
・承認欲求が満たされない
・メリットが欲しい
ことが多いです。